過去に行われた大手ランキングサイト「肌をきれいにするために行っていることランキング」によると、その上位にくるのは、サプリメント摂取、睡眠、念入りな洗顔、無添加化粧品の使用、適度な運動等、世の女性達は“日常美”を目指し、多種多様な努力をしていることがわかる。とりわけ、生活のリズムを崩しやすく、ストレスにも悩まされる傾向が強い社会人女性にとって、こうした自助努力は永遠のテーマといえる。
では、彼女達の美容事情とは？
さっそく独女の孝子さん（31）と真美さん（33）に話を聞いた――。

──普段、お肌のケアはどんなことをしているんですか？

真美「スキンケアだけだったらシンプルに化粧水、乳液、美容液くらい。サプリメントや加圧トレーニングなどの内側からの美容にもこだわっています」

孝子「わたしもケアはシンプルです。ヨガをしたり、サプリメントの摂取なんかもしていますよ。スキンケアでは、最近、豆乳などの自然素材を使ったものが人気ですよね。肌によさそうなイメージがあるので、私も天然系を使うようにしています」

──考え方は極めてシンプルですね。

真美「使用されている成分、それしかないですよね。肌も年齢とともに水分保湿力が低下するし、オフィスが乾燥しているのでとにかく潤いは必須。だからといってきつい成分の入ったものは、肌荒れが怖いので安心できる素材のものを選ぶようにしてますよ」

──天然成分が多いと肌にも馴染みそうですよね。

真美「そうなんです。25歳のときにストレスで吹き出物に悩んでいたんです。皮膚科にも行ったし、さまざまなスキンケアを試しましたがまったく効果がなかった。転職をしたら吹き出物はきれいになったのですが、以降、化粧水だけに頼るのはやめたり、その他にも運動をしたり、ストレスをためないなど生活をきちんとすることの大切さに気づきましたね。今では週末はメイクをしないで肌を休ませたりしてます」

孝子「私も20代のときよりもスキンケアの時間が短くなったかも。昔のほうがあまり手間をかけなくてもよかったはずなのになぜでしょうね（笑）」

真美「天然系だとケアもシンプルでいいというイメージがあります。海外の温泉水を利用したメーカーのものも好きで昔よく買っていました。今はいろいろ試して使っていて、イタリアの修道院のレシピをもとに開発されたジェリコローズシリーズを使いますよ。ほうれい線対策もできるし、植物を知り尽くした人が作ったものらしいので安心感がありました。」

──自然派コスメとしても知られるイタリア産のコスメですが、例えば、日本の薬事法であったり、日本人女性に優しく馴染むようにと、様々な手が加えられているそうですね。

孝子「海外メーカーのものだと色々と先入観を持ってしまいそうですが、原料もハーブ系だし肌に優しい感じですよね。年齢と共に心に余裕を持ちたいと思うように、自分の肌のこともいたわりたいと思うようになりました」

真美「確かにそうかも。何かの記事で読みましたが30代の女性が一番気になることはスキンケアだそうですよ」

孝子「土台をきちんとするためには、肌が喜ぶものを選ぶようにするのが大事ということでしょうね。それは納得です。」